「過活動膀胱」というのがどのような病気なのかをこれまでの記事で見てきました。下記はその一覧です。
- 1. トイレが近い原因は過活動膀胱の可能性があります
- 2. トイレが近い原因となる「過活動膀胱」の症状
- 3. 10人に1人が「トイレが近い」症状を経験しています
- 4. 過活動膀胱は膀胱の異常な働きによって起こる病気です
今回は病院での問診・検査についてのご紹介です。
病院での検査の流れ
最初に問診(医師からの質問)があります
病院ではまず、医師が患者さんの状態についてお伺いいたします。どのような尿のトラブルがどの程度あるのかなどを答えていただくことになります。簡単な質問票に記入してもらうこともあります。
「トイレが近い原因は過活動膀胱の可能性があります」という記事でご紹介した、過活動膀胱のチェックシートを印刷して持参すると便利です。
状態を確かめるために検査を行います
過活動膀胱以外の病気ではないことを確認するために、簡単な検査を行うこともあります。よく行われる検査は、(1)尿検査、(2)超音波検査の2つです。
尿検査
尿に血がまじっていないか、細菌がいないかなどを調べます。がんや感染症を見つけることができます。
超音波検査
膀胱に残っている尿の量や膀胱の状態、癌や結石がないかなどを調べます。
体の状態を正確に把握するためには泌尿器科を受診していただくことが重要です
さて、「トイレが近い」など症状を持つ患者さんが病院に来たとき、どのような診察をするのかを簡単にご紹介してきました。ここまでは、一般的に病院での診察について紹介してきましたので、最後に神楽岡泌尿器科ではどのような設備で診察を行っているのかを具体的にご紹介したいと思います。
広くて明るい待合室
窓を大きくとり、広く明るいスペースを確保しました。プラズマディスプレイから、当院からのご連絡や医療情報を見ていただくことが出来ます。飲み物の自動販売機、給茶器も用意しています。なお当院はお子様やお年寄りも受診されますので、禁煙とさせていただいております。喫煙コーナーも設けておりませんのでご了承下さい。
プライバシーがしっかり守られている診察室
医師の問診後、壁を隔てた隣の部屋で診察をします。診察台も大きいもので、部屋も広く取ってあります。最新の超音波診断装置を用意してあります。待合室とは壁を2枚隔てていますのでお話が聞こえる事はありません。また、診察中に他の患者さんが入ってくる事もありません。
正確な診断のための検査を行うCT室
泌尿器科でも病気の早期発見のためにCT検査は有用です。 今までは大きな病院の検査機を借りて撮っていたために患者さんにご迷惑をおかけしていました。 当院ではこのCTを開院時より導入しました。 他のレントゲン装置も最新のものを導入しています。出来るだけ早く、患者さんの苦痛を最小限にして、正確な診断を行っていきます。
この他にも院内にはさまざまな医療設備があり、病気の早期発見・正確な診断がを行うことができます。さらに詳しく知りたい方は、当院の院内・医療設備のご紹介ページをご覧ください。
⇒神楽岡泌尿器科 院内・医療設備のご紹介
気軽に緊張せずに受診していただける病院づくりに努力します
神楽岡泌尿器科は、尿の悩みをお持ちの方に、気軽に緊張せずに受診していただける病院づくりに努力しています。ご相談・お問い合わせは下記までどうぞ!
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など