50・60・70代の女性が気を付けたい!3つの病気に要注意!

① 骨がすかすかに?! 骨粗鬆症

骨粗鬆症ってどんな病気?

骨粗鬆症になると骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折しやすくなります。女性は女性ホルモン(エストロゲン)の低下とともに骨密度が低下します。

 

発症率はどのくらい?

更年期以降、多くの女性にとって骨粗鬆症は身近な病気となります。年代ごとの発症率をみていくと、

  • 50代    9人に1人が発症
  • 60代    3人に1人が発症
  • 70代以上  2人に1人が発症

となっています。

骨粗鬆症についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください!

 

② おしっこが近い・・・夜中に・・・ 過活動膀胱

過活動膀胱ってどんな病気?

過活動膀胱とは、膀胱が敏感になり、自分の意に反して収縮してしまう病気です。50代以上の女性の8人に1人は過活動膀胱を患っています。

 

症状まとめ

  1. 尿意切迫感・・・・急におしっこがしたくなり、漏れそうになる。
  2. 昼間頻尿・・・・・日中のトイレの回数が多い。
  3. 夜間頻尿・・・・・夜寝ている間に、排尿のために1回以上起きる。
  4. 切迫性尿失禁・・・尿意切迫感があり、トイレに間に合わずに漏らしてしまう。

過活動膀胱をさらに詳しくはこちらの記事をお読みください。

 

③ 高血圧・・・糖尿病・・・肥満 【生活習慣病】

生活習慣病ってどんな病気?

生活習慣病の代表は、高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・肥満で、動脈硬化をもたらします。

動脈硬化は目に見えぬまま進行していきます。動脈硬化とは、動脈が硬くなり弾力性を失ってしまうことで、血管壁にコレステロールなどが溜まり、プラークと呼ばれる塊ができ、血液の流れが悪くなります。そして、ある日突然プラークが破れ、血栓が詰まって血管を完全に塞いでしまうのです。

 

身体へのリスク

高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・肥満は「死の四重奏」と呼ばれ、重複すると命の危険が増します。高血圧・脂質異常症(高脂血症)・糖尿病は、自覚症状がほとんどないまま、体の中で動脈硬化が静かに進行します。そのまま病気に気づかずに、また気づいても「自分は大丈夫」と治療せずに放っておくと、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞が起こり、取り返しのつかないことになりかねません。

 

症状1 高血圧

血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり傷みやすくなるため、動脈硬化につながります。動脈が固くなると、心臓から押し出された血液の圧力が直接末梢の血管に加わるため、末梢の血管がますますダメージを受けるようになります。普段何も症状がなくても、心筋梗塞や脳卒中を起こす原因となる高血圧の放置は絶対に禁物です。

寝たきりを防ぐために血圧管理をすることが大切です。血圧の高い人に起こりやすい病気の一例として、脳卒中があります。脳卒中は、脳の血管に強い圧力がかかり、傷つきやすくなって生じるため、血圧が高いほど発症率が高くなります。

※高血圧の診断基準(mmHg)

❏ 診察室・・・ 140(収縮期血圧)、90(拡張期血圧)

❏ 家庭 ・・・ 135(収縮期血圧)、85(拡張期血圧)

生活習慣病① ・高血圧 ・脂質異常症(高脂血症)詳しくはこちら

生活習慣病② 改善方法としての食事や運動について詳しくはこちら