身体の悩みはなかなか人に相談しにくいのではないでしょうか。ネットで調べてみても、情報が正しいのかよくわからないかもしれません。
だからといって、病院で聞くのも怒られそうで怖い……と思うことも。性のことは人に相談しにくいですよね。
このような皆さんの疑問や質問を神楽岡泌尿器科 院長 渋谷先生に答えてもらいました!
では、早速、今回の質問にいきます!!


とのこと……さらにくわしく解説していただいたので、ぜひ最後までお読みいただければと思います!
姿勢を変えて排尿力が落ちるのは排尿異常


男性は立っておしっこするのが習慣という人が多いとのこと。座ってすると出ないという人はいきんでしまっているのです。踏ん張るのは自然ではありません。問題のある状態です。
立ち上がっていないとおしっこが出ないというのは立派な排尿異常です!
もちろん、腰や脊髄の疾患で神経に影響があり、おしっこが出にくくなる場合も。でも、この姿勢じゃ出ないというのは習慣で踏ん張ってしまっているのがほとんどです。

排尿力が弱い人は座っておしっこする方がオススメ


公共機関の公衆トイレには、便器の中におしっこで狙う「的」がありますよね。そこに狙ってすると汚れないようになっているのです。
しかし、チョロチョロとしか出ないような、排尿力が弱いのおしっこは、そこまで届かずに落ちてしまうので、尿が跳ね返り、飛び散ってしまうという……。

ひとりぐらしで自分でトイレ掃除をしているのならまだしも……結婚しているのであれば妻に、同棲しているのであれば彼女に、実家にいるのであれば母親にしてもらっているのであれば、感謝しないといけないですよね。

女性陣にトイレのことで怒られたくないのなら、座ってするか膝を曲げたりする工夫が必要ともアドバイスをいただきました!

おしっこは立ってしてもいいが注意点が!


目視できなくても、跳ね返ったり泡ができたりして、周囲に飛び散ってしまうのです。立っておしっこするなら、便器にできるだけ近付くようにしましょう。

もちろん、座っておしっこするのが衛生的にも良いよねという渋谷先生に、これまでのインタビューからうんうんと頷くしかありません。
まとめ
今回は、姿勢の変化で排尿力が落ちるのか渋谷先生に質問してみました。
基本的には姿勢の変化で灰能力が落ちることはありません。いきみながらする、立たないと出ないというのは少し問題がありそうですね。
おしっこの仕方にお悩みの方は、こちらの本も参考にしてみてください。
「気持ちいいおしっこのすすめ」 著:渋谷秋彦
ところで、渋谷院長先生はどんな人?
【著作・メディア掲載など】
- 2014年 『「気持ちいいオシッコ」のすすめ』(現代書林)刊行
- 2016年 『現代の赤ひげ 医療最前線の名医9人』掲載
- 2016年 『週刊新潮』(10/27 号)掲載
- 2020年 『メディアあさひかわ』(4月号)掲載
- 2020年 『メディアあさひかわ』(5月号)掲載
- 2021年 『メディアあさひかわ』(5月号)掲載

【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など