1 オーラルセックスでも感染する
淋菌やクラミジアがいる場所は性器だけではありません。咽頭にも菌は存在しオーラルセックスによって感染します。特に淋菌性尿道炎では、近年オーラルセックスによる観戦頻度が増加しており、大きな問題となっています。
2 相手が一般女性でも感染の危険性は同じ
女性はクラミジアに感染してもほとんど症状が出ないため、一般女性の間にもクラミジアは浸透しています。10代女性の25%がクラミジアに感染していたというデータもあり、一般女性だから安全ということはありません。
3 特定の相手でも安全ではない
あなたの相手が1人であったとしても、もし相手の異性が別の異性とセックスしていたとすれば、感染の危険性はあなたが不特定多数の人とセックスするのと同じになります。大丈夫といえるのは、お互いに相手が1人だけの場合です。
4 性感染症(STD)に感染するのは運が悪いからではない
もしあなたがコンドームをせずに、不特定多数の異性とセックスを続ければ、確実にSTDに感染します。たとえ1回だけだとしても感染する確率は決して低くはありません。運が悪いからSTDに感染するのではなく、運が良いから感染しないだけなのです。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など