●相談内容
奥さんの妊娠をきっかけに、検査で性感染症が発覚。
奥さんには全く覚えがなく、旦那さんの浮気疑惑が浮上。ご夫婦で相談に来られました。
若い方の性感染症は非常に多くなっております。問題は症状のない(軽い)方が多いということ。
今回のように妊娠の時期に性感染症がわかると、精神的負担にもなり、今後の生活にも支障をきたす場合があります。
ほとんどの性感染症は、簡単な診断と、飲み薬の適切な治療で、すぐ良くなります。
今回は症状が軽いうちに見つかってよかったということ。
いつ誰から感染したかということよりも、これからの1人1人の責任感や家族、恋人を思う心の大切な部分を若い方にお伝えしたいとのことです。
性感染症は、自覚症状が少なく、潜在的に長期間持っていて、知らずに大切な相手にうつしてしまうことがあります。
今回のように浮気なんかしていなくても、うつしてしまう場合があります。
先生は、本当に多くの方の症状を見られて、治療されてきています。
一番お伝えしたいことは恥ずかしがること無く、気軽に、ご相談してほしいということです。
それが、大切な人と、よい時間を過ごすコツの1つでもあると思えるお話でした。

【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など