患者さん情報
年齢:80歳代
症状:頻尿(回数が多く、近い)
先生の診断
1回尿の排泄の量が、適切な量の3割程度で、あとは膀胱に残ってしまっている。
自覚症状は、自分では、きちんと出ていて、残尿感はないので、尿の出方の仕組みや適切な量の説明をして、改善方法を説明する。
先生の回答
この方の前立腺肥大症は、症状が悪化していて、手術が必要な状況ですが、本人の自覚症状がないために、まだ、きちんと納得して手術に同意されていません。
しかし、手術でしっかり症状は改善でき、これからも快適な日常を送っていただけます。
そのために、先生は患者さんと向き合って、親身にお話されて内容をお伝えして、手術をしていただく予定とのことです。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など