前立腺がんの内分泌療法について、7回にわたってご紹介しています。
5回目の今回は、前立腺がんの内分泌療法に使用される薬「リュープロレリン」を投与した際、注射部位の注意や変化などをご紹介いたします。
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「リュープロレリン」の注射後注意していただきたいこと
リュープロレリンの注射部位に、「しこり」を感じることがあります。この「しこり」は、体内に注射された薬剤を含むマイクロカプセルに周囲組織が反応して硬結が生じたものです。
時に、この「しこり」が赤く腫れ、傷みを伴う場合があります。また、注射部位の皮膚を傷つけてしまうと、まれにですが、可能したり、傷が深くただれたような状態(潰瘍化)になる場合があります。
注射部位にこのような異常がみられたら、すみやかに石や看護師にお伝えください。
注射部位の変化
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など