前立腺肥大症の症状は大きく分けて3つ

男性特有の生殖器、前立腺が肥大することで尿道が圧迫され、尿のトラブルを引き起こす「前立腺肥大症」。50歳以上の男性では5人に1人が発症していると言われています。

前立腺肥大症の症状はさまざまですが、分類すると3つに分けることができます。今回は前立腺肥大症の症状についてご紹介します。

前立腺肥大症の症状は「出にくい」「出きらない」「ためられない」の3つ

若いときには難なく尿を出せていたにもかかわらず、年齢とともに前立腺が肥大すると、さまざまな尿のトラブルを抱えるようになります。それらのトラブル・症状は実は3つに分類することができます。

排尿症状:尿が出にくい

尿が出にくい

1つめは尿が出にくい排尿症状です。具体例としては以下の2つがあります。

> 尿線途絶:尿が途切れ途切れにしか出ない
> 腹圧排尿:排尿時にお腹の力を要する、お腹に力を入れないと尿が出てこない

排尿後症状:尿が出きらない

2つめの症状は尿が出きらない排尿後症状です。具体例としては以下の1つがあります。

> 残尿感:排尿後も尿が残っている感じがする、尿を全部出し切れない

蓄尿症状:尿がためられない

尿がためられない

3つめの症状は尿がためられない蓄尿症状です。具体例としては以下の3つがあります。

> 昼間頻尿:昼間トイレが近い
> 夜間頻尿:夜中トイレが近い、トイレのために夜中に起きる
> 尿意切迫感:急に尿意を催し我慢できない、突然トイレへ行きたくなる。

トイレが近い

排尿症状、排尿後症状、蓄尿症状の3つが前立腺肥大症で見られる症状です。これらの症状が見られる方は泌尿器科へご相談ください。

前立腺肥大症の治療について詳しく知りたい方はお問合せください

神楽岡泌尿器科では前立腺肥大症を含め、さまざまな尿のトラブル・お悩みの方が受診しています。1人で悩まずお気軽に病院までお越しください。電話やメールを使ったお問合せもできます。ぜひご利用ください。。

医療法人 神楽岡泌尿器科
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