副睾丸炎とは
TURPやその他前立腺の手術を行った後、副睾丸炎が起きる場合があります。
副睾丸炎とは、副睾丸が炎症を引き起こし、睾丸の腫れ、痛み、寒気とふるえといった症状が表れます。
この副睾丸炎を引き起こす原因は、前立腺の切除のときに射精管が同時に切断されてしまった時に起こります。
射精管が切断されると、その切断部分から細菌が入り副睾丸に感染しやすくなるためです。
副睾丸炎が発症した場合、患部の冷湿布と抗生物質を使って治療を行います。
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【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など