みなさんは普段、どんな姿勢でトイレをしていますか?多くの方は、排便時の姿勢をあまり意識していないかもしれません。
もしも便秘に悩んでいるなら、いますぐトイレの姿勢を変えてみましょう。たったそれだけで、面白いほどにスルスルと便が出てくるようになりますよ!
そこでこの記事では、誰でも簡単に実践できる、便秘改善のトイレ姿勢をご紹介します。
- 【この記事がおすすめできる人】
- 便が固くてなかなか出ない
- ヨガやストレッチをやってみたいが、正直そんな時間がない
- 食事改善以外の便秘解消のコツが知りたい
お通じをよくするコツ!理想は『考える人』のポーズ
出典:wikipedia
さっそく結論に入りましょう!
排便をしやすくなるには、「トイレの姿勢」が超・重要なポイントです。その姿勢とは……ずばり『考える人』のポーズです。
みなさんも、ブロンズ像の『考える人』をご存じかと思います。フランスの彫刻家ロダンが生み出した有名な作品ですよね。
面白いことに、わたしたちがあの『考える人』のポージングをそっくり真似てトイレをすれば、スルスルと便が出るようになるといわれています。
著名なフランスの彫刻家ロダン(1840〜1917年)の彫刻「考える人」のように前傾姿勢を取ると、洋式トイレでは排便しやすくなるという研究結果を、大腸や肛門が専門の高野病院(熊本市)の医師らのチームがイタリアの医学誌で発表した。直腸と肛門が便をより出しやすい位置関係になる上、肛門を締め付ける筋肉が緩むためとみられる。
どうして『考える人』のポーズで排便がしやすくなるのでしょうか。普通の姿勢と『考える人』の姿勢を比較すると、次のようなことがいえます。
すぐ実践できる!『考える人』ポーズのポイント
- ポイント①
- 太ももにひじがつく程度に前傾姿勢になる
- ポイント②
- つま先を床につけてかかとを上げる
まとめ:腸内環境の改善のことなら旭川の神楽岡泌尿器科におまかせください!
今回は、誰でも簡単に実践できる排便時のポーズについて取り上げました。
意外に知られていない、『考える人』のポーズ。近年の研究では、この前傾姿勢の効用が認められ始めているようです。
ぜひお通じに悩んでいる方も、このポーズでお通じを解消してみましょう!
神楽岡泌尿器科は、腸内環境を改善する「腸活」も積極的に取り組んでいます。実は便秘は、排尿に関する疾患に大きく関わっているのです……!
気になる方はぜひ、メディア掲載されたこちらの記事も読んでみてくださいね。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など