肥満の人は、体重を4~5キロ減らすだけでも、血圧を下げる効果がある。ただし急なダイエットは逆効果。長期的にウェイトコントロールを行うことが重要である。特にお腹まわりの脂肪(内臓脂肪)を減らすことが血圧低下につながる。
断続的に運動を行い、食事に気を付けることで実現できるウェイトコントロールは130/85mmHg未満を達成するために、とても有効な方法である。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など