高血圧の仕組みと治療についてわかりやすい全18問のQ&A形式でご紹介いたします。
ご自身やご家族の健康維持に是非お役立てください。
今回は、「Q10 メタボリックシンドロームにも高血圧は関係がありますか?」をご紹介いたします。
【過去記事一覧】
Q1 血圧とはなんですか?
Q2 なぜ高血圧を治療しなければいけないのですか?
Q3 高血圧によって引き起こされる合併症にはどんなものがありますか?
Q4 高血圧はどうして起こるのですか?
Q5 高血圧と診断される血圧基準値はどのぐらいですか?
Q6 朝だけ血圧が高くても合併症の危険があるのですか?
Q7 家庭で血圧を測るとき、どのようなことに注意すれば良いですか?
Q8 高血圧と診断されたらどのような治療をしますか?
Q9 メタボリックシンドロームにも高血圧は関係がありますか?
Q10 血圧はどれくらいまで、下げればいいですか?
最近の高血圧治療ガイドライン2014では下記のような降圧目標に近づけることをすすめています。
目安※:診察室血圧と家庭血圧の降圧目標の差(5mmHg)について;高血圧の診断基準(診察室血圧140/90mmHg、家庭血圧135/85mmHg)の差が5mmHgであることに由来している。
治療にあたっては主治医と相談して自分にあった降圧目標をたてましょう。
高齢者の場合、急激に血圧を下げると身体に負担がかかるので、徐々に目標値に近づけて行くような治療計画を立てます。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など