子どもがおちんちんを触る時の5つの理由と親がとるべき正しい対応とは?

子どもがおちんちんを触る行動に対して、心配になる親御さんも少なくはありません。特に幼児期の子どもが、頻繁におちんちんを触る様子を見かけると、不安に感じることもあるでしょう。

しかし、子どもがおちんちんを触る行動は、発達の一部としてごく自然な行為なんです。今回の記事では、子どもがおちんちんを触る5つの理由をそれぞれ解説していきます。

また、子どもがおちんちんを触る時の親御さんの正しい対応についても、ポイントを押さえて紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

子どもがおちんちんを触る時の5つの理由

①リラックス・安心感がある

子どもは、自分の体を探ることで安心感を得ることがあります。おちんちんもその一部で、肌触りのいい、やわらかいおちんちんをつい触ってしまいたくなり、触れることでリラックスするのです。

幼い頃のおちんちんいじりに性的な意味はありませんのでご安心ください。むしろ安心感といった意味合いの方が大きいでしょう。

②ポジションが心地よくない

これは大人の男性でもよくあることですが、パンツの中でおちんちんの収まり具合が悪いと、ポジションを心地よい場所に戻したくなるものです。

元気でよく動き回る男の子たちは、パンツの中のポジションがズレてしまうことも多く、おちんちんを触ってしまう回数もおのずと増えてしまうでしょう。

③触りやすい位置にある

おちんちんは体の中で特に敏感な部位であり、位置的にも手が届きやすい場所にあります。ズボンのゴムが緩い状態の子どもにとっては、簡単に触れられる場所にあるため、自然と手が伸びやすい位置にあるんです。

「近くにあるものをとりあえず触りたがる習性」が、もともとある男の子にとって、無意識に触ってしまうのは致し方ないことなので心配無用です。

④かゆい、汗ばむ

おちんちんの周りは皮膚もデリケートです。外遊びの後の手で直接おちんちんを触ったり、運動後に汗ばみかゆくなることが、おちんちんを触ってしまう原因にもなります。

頻繁にかいている様子がみられる時は、痒くない?痛くない?と本人に聞いてみましょう。赤みや炎症がある場合には、皮膚科や泌尿器科を受診ください。

⑤緊張・モジモジ(ストレスを感じる)

子どもは緊張やストレスを感じると、無意識におちんちんを触ってしまうクセがあります。これは、大人がストレスを感じた時に髪をいじったり、爪をかんだりするのと同じような行動で、子どもにとっては、おちんちんを触ることで一時的な落ち着きや安心感を得ているんです。

子どもがおちんちんを触る時の親の正しい対応

子どもがおちんちんを触る行動に対して、親としてどのように対応すべきかを知っておくことはとても大切です。

以下に挙げるポイントを踏まえた上で、親子でストレスにならない程度に、気長にお子様に声をかけてあげましょう。

触らないように強制させるのはNG

まず、子どもがおちんちんを触るのを無理にやめさせることは避けるようにしましょう。子どもがおちんちんを触ってしまう行為は自然なものであり、発達の一部です。無理にやめさせようとすると、子どもが罪悪感を感じたり、逆に興味を増したりする可能性があります。

人前では触らないようにしようね

プライベートゾーンは人前では触らないようにしようねと、優しく教えてあげましょう。電車に一緒に乗る時など、ここでは触らないようにしようねと公共の場でのマナーも伝えてあげることが大切です。

触る前、触ったあとは手をキレイに

おちんちんを触る前や触った後には、手を洗う習慣を教えてあげましょう。バイ菌や感染症などのリスクを予防し、清潔な状態を保つことが重要です。

痛みや腫れなど病的な症状はないか確認する

子どもが頻繁におちんちんを触る場合、痛みやかゆみ、腫れなどの症状がないか確認しましょう。自然的な行為の他に、これらの症状が見られる場合は、皮膚科や泌尿器科の医師に見てもらうことをおすすめします。

まとめ

子どもがおちんちんを触ることは、特段異常な行為ではありません。むしろ触らせないように行為を強制させてしまうことは、返って子どもがおちんちんに対して、ネガティブなイメージを持つことにもつながりかねません。

今回ご紹介した、子どもがおちんちんを触る時の正しい対応のポイントを踏まえた上で、「おちんちんは大切な体の一部だから大事に扱おうね」や「もし触りたいと思ったら、家の中や人が見ていない場所でしようね」と優しく教えていきましょう。

おちんちんを触る頻度や、炎症などの症状に異変を感じた場合は、よく確認してあげて泌尿器科や皮膚科の先生にご相談してくださいね。

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