本記事では、前立腺肥大を確認するための検査にかかる費用を紹介します。また、検査を受ける前の準備や注意点についても解説しますので、事前にイメージをつけてから病院に行けるようになります。
検査に対する不安を減らす情報記事となっていますので、尿の出が悪く検査を受けようか悩まれている方はぜひご覧ください。
神楽岡泌尿器科で前立腺肥大症の検査にかかる費用
前立腺肥大症の検査では、初診(問診+採血+尿検査)で約5,000円かかることが多いです。ただし、その他検査が追加になると、費用もプラスになります。
神楽岡泌尿器科では、初診で10,000円超えないよう調整しながら検査を実施しています。
ご参考までに、当院の検査内容をご確認ください。
検査内容 | 費用(3割負担)※1割負担の方はこの金額から1/3になります |
---|---|
問診(初診料含む) | 1,000円 |
尿検査 | 1,000円 |
尿流検査 | 1,000円 |
採血(PSA検査含む) | 3,000円 |
超音波検査 | 1,500円 |
CT検査 | 4,500円 |
尿道造影検査 | 2,500円 |
検査の流れ
主な検査は以下のような流れで行います。
- 問診票の記載
- 尿検査
- 医師の問診
- 必要に応じて採血・超音波検査・CTなどの検査
- 次回受診時に尿流量測定、採血結果のお知らせ
検査内容について詳しくは、以下のページで解説しておりますのであわせてご覧ください。
検査を受ける前に必要な準備や注意点
必要な準備として、すぐに尿を出せる状態にしてください。病院に来る直前にトイレに行ってしまうと、尿検査をスムーズに行えない可能性があります。
基本的な検査の場合、食事・飲料水などに制限はありません。通常通りの生活を送ってください。
また、可能であれば事前に「排尿日誌」をつけていただくと、ご自身の排尿状態が客観的に把握できます。以下のページを印刷するとそのまま使えますので、ご活用ください。
前立腺肥大症の検査を受ける重要性
尿の出が悪い、出ないなど排尿障害がある場合、その原因の特定が重要です。前立腺肥大であれば、多くの男性に起こりうる状態であり、健康被害に繋がらない方も多くいます。
しかし、前立腺炎や前立腺がんなど、重大な疾患を抱えている場合は早期発見・早期治療が重要になります。最悪の場合、がんが転移する可能性もありますので、排尿に関するお悩みがある方は、まず検査で原因を特定しましょう。
まとめ
前立腺肥大を確認するための検査は、一般的に初診で約5,000円かかります。ただし、CT検査などが追加で必要な場合は、診察代が加算されますのでご注意ください。
尿検査・尿流検査を行うため、来院時にすぐ排尿できるよう準備をお願いします。食事・飲料水に制限はありません。
排尿障害は前立腺肥大だけでなく、前立腺がん、前立腺炎などを併発している場合も起こり得ます。早期発見・早期治療に繋げるためにも、一度検査をしてみましょう。
その他ご不明なことや、お困りのことがございましたら、院長直通の無料メール相談をご利用ください。患者さま一人ひとりに合わせた解決法をお伝えさせていただきます。
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【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など