患者さん相談内容
年齢:30代 男性
彼女の妊娠検査で、クラジミアがわかり、男性はうつされていないかと心配になり、来院されました。
先生の診断
しかし、過去の生活状況などを聞き取り、検査を詳しくすると、本当の原因は男性が以前お付き合いしていた彼女にクラジミアをうつされていて、男性に自覚症状がなく、今の彼女にうつしてしまっていたのです。
男性の病名としては、クラジミア性前立腺炎です。
血尿などもなく尿の色はきれいでしたが、本人も気づかないほどの頻尿は以前からありました。
先生の回答
この方の治療は、問診と検尿、そして、直腸診(肛門を触って確認)です。
その確認後に、薬の処方で、この方はすぐによくなりました。
そして、悪いと思ってなかった排尿がよくなったとご報告いただきました。
ここで先生が皆さんに一番お伝えしたいことは、やはり、早期発見のための、気軽なお問い合わせや検診がいかに、当たり前の大切な日常になるかということです。
どうぞ、どんなに小さなことでもお気軽にお問い合わせください。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など