検査を受けるタイミングは?
感染のことが心配になったときには、まず相談しましょう。
従来は、確かな結果を得るために、感染の可能性の機会から3ヶ月(ウインドウ期)を過ぎてからの検査をすすめていました。
しかし、もし、感染の不安を抱いているのなら、保健所や電話相談、サポート期間を利用してみてください。
感染の早期発見や感染予防につながる重要な情報を知ることが出来ます。
また、検査の意味を十分理解した上で、早い時期での検査もうけられます。
感染の不安があるってどういうこと?
HIVに感染している人と、感染していない人をみわけることはできます。
だから…
■よく知らない人や複数のパートナーとセックスをしたことがある。
■注射の回し打ち、刺青(タトゥー)、ピアッシング(ピアスの穴をあけること)器具の使い回しをしたことがある。
そんな時、感染の不安があるということです。
特定のパートナーなら大丈夫?
今付き合っているパートナーは1人でも、そのパートナーが過去に付き合っていた人のなかにHIV感染者がいたら、パートナーが感染している可能性があります。
HIV感染とウインドウ期のこと
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など