高血圧の仕組みと治療についてわかりやすい全18問のQ&A形式でご紹介いたします。
ご自身やご家族の健康維持に是非お役立てください。
今回は、「Q14 肥満と高血圧は関係があるのですか?」をご紹介いたします。
【過去記事一覧】
Q1 血圧とはなんですか?
Q2 なぜ高血圧を治療しなければいけないのですか?
Q3 高血圧によって引き起こされる合併症にはどんなものがありますか?
Q4 高血圧はどうして起こるのですか?
Q5 高血圧と診断される血圧基準値はどのぐらいですか?
Q6 朝だけ血圧が高くても合併症の危険があるのですか?
Q7 家庭で血圧を測るとき、どのようなことに注意すれば良いですか?
Q8 高血圧と診断されたらどのような治療をしますか?
Q9 メタボリックシンドロームにも高血圧は関係がありますか?
Q10 血圧はどれくらいまで、下げればいいですか?
Q11 食事療法について教えてください
Q12 高血圧で治療中ですが、お酒は飲んでもいいですか?
Q13 高血圧でもタバコは吸ってもいいですか?
Q14 肥満と高血圧は関係があるのですか?
近年、日本の男性において肥満による高血圧が増えています。
中でも内臓脂肪型の肥満は要注意です。肥満者における高血圧の頻度は、非肥満者の2~3倍と言われています。
体重を減らせば血圧は下がり、薬物治療の必要が無くなる場合もあります。
4~5kgの原料でも効果はありますので、食事療法やメタボリックシンドロームの基準でもある腹囲(男性85cm未満、女性90cm未満)を減量の目安にするとよいでしょう。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など