病名
膀胱がん
患者さんの悩み・相談内容
突然の血尿に驚いて、すぐに来院されました。
診察の結果、早期の膀胱がんであることが判明しました。
この患者さんの症例は本当に早期発見であったことが幸いして、簡単な日帰りの内視鏡手術ですみました。
早く来院してくれた、患者さんの判断も重要でした。
血尿には大きくいくつかのパターンがあります。
血尿と背中の痛みがある場合は、尿路結石の可能性が高いですし
血尿と排尿時の痛みが伴う場合は、膀胱炎の可能性が高いです。
しかし、膀胱がんは、血尿があっても、それ以外の症状はあまり見られない場合が多く、また、最初の血尿から次の血尿まで、数週間程度期間があいてしまうこともあります。
ですから、長い間放置してしまう方もいらっしゃり、その場合は、がんの進行がすすんで治療を難しくする場合があります。
当院ではちょっとした症状、気になる体調の変化でも、気軽に相談できる体制を整えるように努力しております。
この記事をお読みの皆様も、どんなに小さなことでも結構です。
電話、メールでも受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。
当医院では、もちろん完治と健全な予後を目指すだけでなく、できるだけ、患者さんの負担を小さく、少なくすることも考えて治療していますので、まずはご相談ください。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など