非淋菌性尿道炎とは、淋菌による尿道炎以外の尿道炎の総称ですが、大部分はクラミジア、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの菌により起こります。
しかし一部では何らかのウイルスによるものもあると考えられています。
淋菌性尿道炎に比べて軽く、人によってはほとんどなにも感じず、ただ下着がちょっと汚れるかな(うみは薄い黄色か透明でサラサラしている)と思うくらいのこともあります。
しかし、ふつうは尿道にむずがゆさを感じたり、軽い排尿痛があります。
非淋菌性尿道炎の治療は、抗生物質を二週間投与します。マクロライド系またはテトラサイクリン系の抗生物質が効きます。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など