前立腺がんの内分泌療法について、7回にわたってご紹介しています。
4回目の今回は、前立腺がんの内分泌療法に使用される薬「リュープロレリン」の投与スケジュールや身体の変化をご紹介です。
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Q「リュープロレリン」の投与方法とスケジュールは?
A4週間に1回決められたスケジュールで投与します。
リュープロレリンは、4週間に1回、腹部・上腕部・臀部のいずれかの皮下に注射します。
決められたスケジュールどおりに投与されてこそ十分な効果を発揮することができます。スケジュール帳などに記録し、治療予定日にきちんと来院してリュープロレリンの注射をうけるようにしましょう。
Q治療を始めると身体にどのような変化が起こりますか?
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など