小学生前後5~12歳くらいのオネショを夜尿症といって、心配されるお母さん方が多くいらっしゃいましてお問い合わせいただきます。
一般的な夜尿症というものは、結論から、いいますと、必ず治ります。
また、薬物や手術などは、ほとんどなく、生活習慣の指導で、ほぼ改善できます。
ただ、そのような生活習慣では直らない、別の病気の場合も【まれ】にありますので、これは以前から申しておりますように、早期発見、早期治療が大切です。
また、夜尿症は、小学校高学年になると、お問い合わせいただく、お母さんよりも、なによりも、本人が恥ずかしくかんじているもの。
日中、夜間の水分の取り方や、その日の尿の状況を付ける日記などで、わかりやすく本人にあった指導をしています。
1日でも早く、先生に相談して、適切な指導を受けて、治してしまいましょう。
【監修者】神楽岡泌尿器科 院長「渋谷 秋彦」
札幌医科大学卒業後、大手病院勤務を経て2003年に「神楽岡泌尿器科」を開業。前立腺肥大の手術「HoLEP」を1,000例以上行った実績があり、日帰り手術を実現している国内有数の医師。出版「気持ちいいオシッコのすすめ」など